人生なにがあるかわかりません。
時には順風満帆でも、時には荒波にさらされることもあります。
ライフラインチャートは人生をグラフ化することで、自分自身の幸福度を客観的に見ることができるツールです。
本記事では、ライフラインチャートの書き方、そして活用方法について解説していきます。
目次
ライフラインチャートとは?
ライフラインチャートは、横軸に時間、縦軸に幸福度をとって人生の波をグラフにすることです。
このグラフを見ることで、自分自身の人生がどのような波を描いているか、どの時期に幸福度が上がったか、下がったかが一目で分かるようになります。
ライフラインチャートの書き方
ライフラインチャートを書く際には、以下の手順で行いましょう。
縦軸と横軸を決める
縦軸には幸福度、横軸には時間軸を設定します。時間軸は、生まれてから現在までを一定の間隔で設定します。
例えば、10年ごとや5年ごとに区切るなど、自分に合った区切りを設定しましょう。
幸福度を定量的に設定する
幸福度をどのように測るかが重要なポイントです。
幸福度の定量的な測定方法はありませんが、以下のような指標を用いて幸福度を設定していきます。
・仕事(キャリア)
・お金(ファイナンス)
・友達(フレンドシップ)
・恋人(ロマンス)
・家族(ファミリー)
・健康(ヘルス)
上記6つの指標に対して、1から10のスコアをつけます。
このスコアは、自分自身がどの程度その項目に満足しているか、どの程度その項目に重きを置いているかによって変わります。
ライフラインチャートに書き込む
次に、決めた縦軸と横軸、そして定量的に設定した幸福度をもとに、ライフラインチャートを書き込んでいきます。
まずは縦軸に年齢、横軸に幸福度を設定します。幸福度のスケールは、例えば0〜10の10段階として設定しましょう。
次に、人生に関わる6つの要素(仕事、お金、友達、恋人、家族、健康)を順に書き出します。
そして、それぞれの要素について、その時点での幸福度を定量的に設定しましょう。
たとえば、仕事に関しては、現在の仕事が自分に合っているか、将来のキャリアプランが明確かどうか、仕事に対するストレスの度合いなどを考慮して、0〜10段階で幸福度を設定します。
ここで大切なのは、客観的に自分自身を評価することです。
自分の中での主観的な評価だけでなく、周囲の人の意見や現実的な事情も踏まえて、できるだけ客観的に幸福度を設定するようにしましょう。
これらをすべてグラフに書き込むことで、自分自身の人生の波を可視化することができます。
波が上がっている時期は、幸福度が高く、波が下がっている時期は幸福度が低いことを示しています。
そして、ライフラインチャートを書き込むことで、自分自身の人生を振り返り、どの時期にどのような波を描いたかを客観的に把握することができます。
これは、今後の人生をより充実させるためのヒントや方向性を見つける上で、非常に役立ちます。
また、ライフラインチャートは自分自身の評価だけでなく、他人との関係性や仕事など、人生のあらゆる面においても活用することができます。
たとえば、自分とパートナーのライフラインチャートを比較して、幸福度が低い要素を把握し、改善策を考えることができます。
ライフラインチャートは、自分自身や周りの人たちとの関係を客観的に見つめ直すことで、改善すべき点を把握し、新たな目標を設定することができます。
また、自分自身のライフラインチャートを定期的に作成し、自己評価の変化や人生の方向性を見つめ直すことも大切です。
ライフラインチャートの活用方法
ライフラインチャートを定期的に作成する
自己評価の変化や人生の方向性を見つめ直すために、ライフラインチャートを定期的に作成しましょう。
半年に1度、1年に1度など、自分に合った頻度で行うことが重要です。
改善すべき点を把握する
ライフラインチャートを見ることで、自分自身や周りの人たちとの関係性や仕事など、人生のあらゆる面において改善すべき点を把握することができます。
ライフラインチャート上の低い点に注目して、その要因を分析し、改善策を考えましょう。
目標を設定する
ライフラインチャートを見つめ直した結果、今後改善したい点や新たな目標が見つかった場合は、それらを明確にして、具体的なアクションプランを立てましょう。
目標を達成するために必要なステップを踏み、着実に進んでいくことが重要です。
周りの人との比較も行う
自分自身のライフラインチャートだけでなく、周りの人たちとの比較も行うことが重要です。
パートナーとのライフラインチャートを比較することで、幸福度が低い要素を把握し、改善策を考えることができます。
また、同じ職場の同僚や友人たちと比較することで、自分自身の能力や成長方向性を客観的に見つめ直すことができます。
まとめ
ライフラインチャートは、人生のあらゆる面において活用することができる、自己評価のためのツールです。
幸福度を定量的に設定し、横軸に時間、縦軸に幸福度をとってグラフにすることで、自分自身の人生の波を可視化することができます。
人生において、何を大切にしていくかは人それぞれですが、ライフラインチャートを作成することで、自分自身の人生の波を可視化し、幸福度を定量的に把握することができます。自分自身の成長を確認しながら、より豊かな人生を送るために、ライフラインチャートを活用してみましょう。
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